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ガンボーとは? 西アフリカ原産のオクラ(英,仏 okra)のことです.
ガンボー(オクラ)はアフリカに多くの植民地を持っていたフランス本国に伝わりました.
※古いフランス料理にもオクラを使った“〜 au Gombo”や“〜ala Gumbo”と記した
メニューがみられます
オクラはカナダのアカディア地方を経てルイジアナへ移住してきたケイジャンとよばれる
フランス系移民や,アフリカからの黒人奴隷によってアメリカ南部へもたらされました.
ケイジャンやクリオール(主にフランス,スペイン人と黒人の混血)達はアメリカの新天地で
地元で採れる野禽や魚介類,スパイスを使ってこの地方独特の料理を作り出しました.
中でもオクラや米を使ったスパイシーでカラフルなスープ状のこの料理は南部で
一番ポピュラーな一品となり多くのバリエーションが生まれ,オクラが入って無くても
この様な料理を総称してガンボーと呼ばれるようになりました.
今回は 海老,蟹,牡蛎を使った甲殻類のガンボーを紹介します.
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・材料A 玉葱,人参,セロリ,にんにく(残りの部分でOK),パセリの茎
ベイリーフ,唐辛子,水と白ワイン併せて1,00cc,塩小さじ1
黒胡椒,タイム各小さじ1/2. |
・材料B 海老,蟹.牡蛎(冷凍でも殻付きがベターです)他,お好みで |
・材料C 玉葱1cup, 赤,緑ピーマン,セロリ各1/2cup,(1cmダイス)
にんにくみじん1〜2個 |
・トマト缶詰 軽く汁を切って手で潰したもの1cup(汁も共に) |
・小麦粉 標準で大さじ2杯位(量はお好みで) |
・米飯 標準で1cup(量はお好みで) |
・バター,マーガリンorベーコン脂 30g程 |
※ お好みで オクラの小口切り |
・仕上げに ペッパーソース(タバスコ),ウスターソース,刻み葱 |
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1, 鍋にだし汁の〔材料A〕を全部入れゆっくり火にかけ,野菜が完全に柔らかく
透明になるまで煮る |
2, 1の鍋に〔材料B〕,殻付きの蟹,海老,牡蛎の身を汁ごと入れて火が通ったらゆで汁から
取り出し 海老と蟹の身を取り出し殻をゆで汁に戻し沸騰させ網で漉して取っておく. |
注意, 海老や蟹の殻からはとてもおいしいだし汁が出ます絶対に捨てないで |
3, 別の鍋にバターorマーガリンで〔材料C〕を透き通るまで炒め小麦粉を加え
まんべんなく混ぜます. |
4, トマトを加え全体がなめらかになるまで よく混ぜてください |
5, トマトを加え全体がなめらかになったら2のだし汁を少しずつ加えながらお好みの濃度の
ルーを作ってください. ここまで出来れば90%完成です. |
※ お好みで オクラの小口切りを入れても良いでしょう (これがガンボーの所以です) |
6, 3の鍋に先程の海老,蟹,牡蛎の身を入れ一混ぜして味を確かめ 米飯をよくほぐして入れ
塩,タバスコ,ウスターソースでお好みの味に調整してください. |
Dishe Up ! 仕上がったらキャセロールに移し青葱の小口切りを振りテーブルへ! |
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-Lagniappe- 以上は当店での標準的な調理法に過ぎません. 材料や切る大きさなど工夫して
オリジナルな“Gumbo”を作ってみてください. |
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